厚労省が賃金デジタル払いの指定資金移動業者を発表
厚生労働省は2024年12月13日、賃金デジタル払いで利用できる指定資金移動業者を発表しました。
賃金デジタル払いとは？
賃金デジタル払いは、従来の銀行振込ではなく、資金移動業者（以下、資金移動事業者）を通じて給与を支払う方法です。メリットとして、給与の受け取りがより早くなり、手数料が安くなることが挙げられます。
指定資金移動業者
厚生労働省が指定した資金移動業者は以下の2社です。
- 楽天ペイメント株式会社
- PayPay株式会社
指定の背景
厚生労働省は、賃金デジタル払いの普及を図るため、資金移動事業者に対する一定の基準を定め、審査を行ってきました。指定された資金移動事業者は、これらの基準を満たし、安全かつ確実に賃金デジタル払いを提供できることが認められました。
今後の見通し
指定資金移動業者の発表により、賃金デジタル払いの普及がさらに進むことが期待されます。労働者にとっては給与受け取りの利便性向上やコスト削減につながり、企業にとっては給与支払いの効率化やコスト削減につながる可能性があります。
関連情報
- 厚生労働省の発表：https://www.mhlw.go.jp/content/kinroji/seitai_kinrou/wagetonegawa/002/007.html
- 資金移動業者の基準：https://www.fsa.go.jp/singi/council/singiin/fy20211102/02.pdf
資金移動業者の口座への賃金支払（賃金のデジタル払い）における資金移動業者の指定
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