愛らしいボリビアリスザルの「シロ」逝去
茨城県日立市にあるかみね動物園は、2024年12月12日午前5時に、ボリビアリスザルのシロが亡くなったことを発表しました。
シロは2005年12月5日に生まれ、19歳でした。この年齢は、ボリビアリスザルとしては大変長生きであり、動物園ではシロの健康と幸せな生活を心から願っていました。
シロは、来園者にも動物園スタッフにも愛される、とても社交的な性格で知られていました。大きな瞳と愛らしいしぐさで、多くの人々の心を癒やしていました。
シロは、同じくボリビアリスザルの「チェコ」と仲睦まじく暮らしていました。チェコはシロの最期まで寄り添い、一緒に過ごしていたそうです。
動物園では、シロの死を深く悼み、シロの素晴らしい思い出をいつまでも大切にしたいと述べています。また、シロが与えてくれたたくさんの笑顔と幸せに感謝するとともに、ご冥福をお祈りしています。
ボリビアリスザルについて
ボリビアリスザルは、南米に生息する小型の新世界ザルの一種です。体長は20～30cmほどで、体重は300～500gほどです。全身が灰褐色の毛で覆われており、大きな瞳と長い尾が特徴です。
ボリビアリスザルは、主に果物や昆虫を食べる雑食動物です。群れで生活し、1つの群れには最大で100頭以上の個体が属する場合があります。
ボリビアリスザルの平均寿命は約12～15年ですが、飼育下では20年以上生きる個体もいます。シロは、ボリビアリスザルとして非常に長生きした個体の一つでした。
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