米国、対中追加関税の対象拡大・関税引き上げを発表
日本貿易振興機構（JETRO）によると、米国通商代表部（USTR）は2024年12月12日、中国に対する追加関税の対象を拡大し、関税率を引き上げることを発表しました。今回の措置は2025年1月1日から実施されます。
追加関税の対象となる品目
USTRが追加関税の対象に追加した品目は以下の5つです。
- ボーキサイト
- アルミニウム
- 希土類元素
- チタン鉱石
- バナジウム鉱石
関税率の引き上げ
今回の措置では、既存の追加関税が下記のように引き上げられます。
- アルミニウム：10％から25％
- 鉄鋼製品：25％から35％
- 化学製品：25％から30％
背景
USTRは、今回の措置が「不公正で差別的な中国の通商慣行に対抗するため」に必要だと述べています。また、同措置は米国の国家安全保障と経済的安全保障を守ることを目的としています。
関連情報
- 米国通商代表部（USTR）の発表：https://ustr.gov/about-us/policy-offices/press-office/press-releases/2024/december/united-states-announces-additional-tariffs-five-critical-minerals-and-other-products-china
- 日本貿易振興機構（JETRO）：https://www.jetro.go.jp/
影響
今回の措置は、これらの品目を中国から輸入している米国企業に影響を与えることが予想されます。また、米国と中国間の貿易戦争がさらに激化する可能性もあります。
米USTR、重要鉱物など5品目の対中追加関税の対象拡大・関税引き上げを発表、2025年1月1日から
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