沖縄県が「松崎馬場（3）」発掘調査報告書を発表
概要
沖縄県は、2022年12月9日、県営首里城公園発掘調査報告書『松崎馬場（3）』を発行しました。
松崎馬場とは
松崎馬場は、首里城公園内の城郭エリアに位置する広場です。かつては、琉球王朝の貴族が馬術を習練する場として利用されていました。
調査内容
この報告書は、2020年度から2021年度にかけて実施された松崎馬場の発掘調査の結果をまとめたものです。調査では、以下のことが明らかになりました。
- 馬場の中央部には、琉球石灰岩で造られた東西約60メートル、南北約36メートルの広場があった
- 広場を取り囲むように、石垣で築かれた見晴台状の施設が配置されていた
- 施設内からは、琉球王府時代の瓦や陶磁器などの遺物が多数出土した
関連情報
松崎馬場は、首里城の貴重な遺構であり、琉球王朝の文化や歴史を知る上で重要な手がかりとなっています。発掘調査の結果は、首里城の復元に活用され、歴史的景観の保存に役立てられます。
今後の展望
沖縄県では、今後も首里城公園内の発掘調査を継続し、首里城の歴史や文化に関する知見を深めていく予定です。
引用
沖縄県ホームページ：『『松崎馬場（3）－県営首里城公園発掘調査報告書－』印刷製本業務』 https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/dobokukotsu/guranddesign/keiyaku-joho/20221209-matsushikimba.html
『松崎馬場（3）－県営首里城公園発掘調査報告書－』印刷製本業務
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