広島県、定点把握感染症の発生状況を公開
広島県は2024年12月6日、2024年12月06日時点の「広島県における定点把握感染症（五類）の週別・月別発生状況・5年平均比較」を公表しました。
定点把握感染症とは
定点把握感染症とは、法律に基づき、医療機関が一定の疾患の発生を所定の機関に報告する義務がある感染症のことです。広島県では、インフルエンザ、ノロウィルス、ロタウィルス、はしか、風疹の5つの感染症が定点把握感染症に指定されています。
発生状況
直近の発生状況（2024年11月27日～12月3日）によると、インフルエンザの定点当たりの発生数は1.48人、過去5年平均（2.45人）と比べて低い水準です。
また、ノロウィルス、ロタウィルス、はしか、風疹については、直近で報告された症例はありません。
5年平均との比較
過去5年平均と比べると、2023年以降のインフルエンザの発生数は全体的に低く推移しています。一方、ノロウィルスについては、2023年後半から発生が増加傾向にあり、5年平均を上回っています。
関連情報
広島県の定点把握感染症の発生状況は、県のホームページで定期的に更新されています。
- 広島県ホームページ：https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/106/shitsuji/shiteiki.html
まとめ
広島県における定点把握感染症の発生状況は、2024年12月6日時点ではおおむね落ち着いています。ただし、インフルエンザについては流行の兆しが見られ、注意が必要です。県民の皆様は、こまめな手洗い、マスクの着用などの感染予防対策を継続することが重要です。
広島県における定点把握感染症(五類)の週別・月別発生状況・5年平均比較
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