岡山県、腸管出血性大腸菌感染症注意報を解除
岡山県は、2024年12月6日午前3時に「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を解除しました。
この注意報は、10月中旬から12月初旬にかけて県内で腸管出血性大腸菌感染症の患者が複数発生したことを受け、11月7日に発令されていました。
しかし、その後新規患者は発生せず、感染源も特定できなかったため、注意報を解除することとなりました。
予防対策を引き続き実施
注意報は解除されましたが、県では引き続き予防対策を実施するよう呼び掛けています。
- 手洗いと手指消毒の徹底
- 生肉や野菜の十分な加熱
- 食器や調理器具の適切な洗浄と消毒
- O157感染が疑われる下痢症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診
関連情報
- 腸管出血性大腸菌感染症とは、ベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌（O157など）が原因で起こる感染症です。
- 主な症状は、発熱、血便、腹痛などです。
- 重症化すると、溶血性尿毒症症候群（HUS）や脳症を引き起こす可能性があります。
- 治療法は、基本的に対症療法となります。
- 感染源は、牛の腸管や生肉、未殺菌の牛乳などです。
県民の皆さんは、引き続き予防対策を徹底し、腸管出血性大腸菌感染症の予防に努めてください。
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