中谷力が世界陸上へ意欲、次世代有望選手認定式で活躍を誓う
陸上競技の日本オリンピック委員会（JOC）は2024年12月5日、東京都内で次世代有望選手の認定式を開催し、今夏のU20世界陸上競技選手権大会で銅メダルを獲得した中谷力選手を表彰しました。
中谷選手は800メートルで3分39秒82で3位に入り、日本勢として同大会で銅メダルを獲得したのは12年ぶり。大会終了後のインタビューでは「世界と勝負できる手応えがつかめた」と自信を深めた様子で語っていました。
今回の認定式では、中谷選手を含む8名の選手に対して認定証が授与されました。認定選手は、今後JOCの支援を受け、国際大会への派遣や強化合宿への参加などを通じて、さらなる成長が期待されています。
中谷選手は認定式で「世界陸上に出場したいという思いがより強くなった」とコメント。来年に開催される世界陸上ブダペスト大会への出場意欲を表明しました。
また、中谷選手は「今はまだ力不足を実感しています。世界と戦える力をつけるために、もっと練習を重ねていきたい」と決意を新たにしました。
JOCは、次世代有望選手認定制度を通じ、将来のオリンピック・パラリンピック選手候補の育成に力を入れています。認定選手には、専門家による指導や助成金の提供など、幅広いサポートが提供されます。
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