ブラジルの最低賃金が2025年に上昇
Google Trends BRは、2024年12月5日14:30に「aumento salário mínimo 2025（2025年最低賃金引き上げ）」という検索用語が急上昇したことを発表しました。
この検索用語の上昇は、ブラジル政府が2025年に最低賃金を引き上げることを検討しているというニュースに関連しています。現在の最低賃金は毎月R$1,302（約3万円）ですが、政府はこれをR$1,400（約3万2千円）に引き上げることを提案しています。
この引き上げは、インフレ率の上昇に対処し、低所得層の購買力を向上させることを目的としています。ブラジルのインフレ率は現在8.3％で、最低賃金は実質的に減少しています。
政府の提案は、最低賃金委員会での議論を経て、最終決定が下されます。委員会は、政府、労働者、雇用者の代表者で構成されています。
もし提案が承認されれば、最低賃金の引き上げは2025年5月1日から施行されます。今回の引き上げは、2019年以来の最低賃金の最大引き上げとなります。
このニュースは、労働者や労働組合から歓迎されています。彼らは、引き上げにより生活費の高騰に追いつき、生活の質が向上すると信じています。しかし、一部の雇用主は、引き上げによりコストが増加し、雇用が失われるのではないかと懸念しています。
政府は、引き上げによる経済への影響を監視し、必要に応じて調整を行うと約束しています。
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