神戸大学が奨学金制度を拡充、多子世帯の学生を支援
神戸大学は、2024年12月5日、2025年4月から実施される「令和7年度からの多子世帯の学生等に対する大学等の授業料・入学金の無償化等について」を発表しました。
対象者と支援内容
この制度の対象となるのは、多子世帯の大学生・大学院生です。具体的には、以下の条件を満たす世帯の学生が対象となります。
- 3人以上の子供を養育している世帯
- 所得条件を満たしている世帯
支援内容は、以下の通りです。
- 大学等の授業料と入学金の無償化
- 授業料減免や奨学金の拡充
背景と意義
近年、少子化が進む中、多子世帯の経済的負担は増加しています。この制度は、多子世帯の学生が高等教育を受けやすい環境を整え、将来の日本を担う人材の育成を支援することを目的としています。
関連情報
この制度は、政府が掲げる「こども・子育て支援強化プラン」に基づくものです。政府は、2023年度までに多子世帯に配慮した奨学金制度の拡充を図ることを目標としています。
今後
神戸大学では、この制度の具体的な内容について、今後関係者と協議を進め、2024年度中に決定する予定です。
この制度は、多子世帯の学生にとって大きな支援となり、より多くの人が高等教育への道を歩むきっかけとなることが期待されています。
令和7年度からの多子世帯の学生等に対する大学等の授業料・入学金の無償化等について
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