山形県で豚熱の新たな感染確認、計183例に
山形県は2024年12月5日、新たに3件の豚熱(CSF)感染が確認されたと発表しました。今回の発見により、山形県内の豚熱感染例は合計183例となりました。
感染が確認された場所
- 1件目:鶴岡市東栄町
- 2件目:東根市神町
- 3件目:河北町谷地沢
感染した動物
3件とも野生イノシシからの感染で、いずれもウイルスが強毒性の「1型」でした。
これまでの感染状況
山形県では、2023年1月に初めて豚熱の感染が確認されて以来、野生イノシシからの感染例が相次いで報告されています。2024年12月5日までに確認された感染例は以下の通りです。
- 野生イノシシ:181例
- 豚:2例
関連情報
- 豚熱は、豚やイノシシに感染するウイルス性の疾患で、発熱、食欲不振、出血などの症状を引き起こします。
- 豚熱は、人や他の家畜には感染しません。
- 感染した地域では、イノシシの捕獲や移動制限などの対策が進められています。
- 山形県では、豚熱の感染防止に向けて、養豚場への侵入防止やイノシシの捕獲などの対策を強化しています。
今後の対応
山形県は、感染源の特定や感染拡大の防止に向けた調査と対策を継続します。また、養豚農家や関係機関と連携して、感染拡大の防止と被害の最小化に努めていきます。
注意喚起
山形県では、以下のようなことに注意するよう呼びかけています。
- 養豚農家の方:豚の異常や死亡があった場合は、速やかに保健所に連絡してください。
- 市民の方:イノシシの肉や臓器を食べることは避け、調理済みのものでも十分に加熱してください。
県内における野生イノシシからの豚熱の確認について(県内181~183例目)
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