大阪大学が「チン族の世界」探るオンラインサロンを開設
大阪大学は、2024年12月5日午前4時35分に、オンラインイベント「マンスリー多文化サロン／南アジアと東南アジアの交差点に広がるチン族の世界」を開催しました。
チン族について
チン族は、ミャンマー西部、インド北東部、バングラデシュ南東部、さらには香港やマレーシアなど、南アジア、東南アジアの広範囲にわたって居住しています。独自の言語、文化、伝統を持ち、農耕を中心に生活する人々です。
イベント概要
このオンラインサロンでは、チン族の文化、歴史、そして現在直面している課題について、専門家による講演やパネルディスカッションが行われました。
- 講演： 大阪大学のザ・ミン・ツォン教授が、チン族の起源、文化、宗教について講演。
- パネルディスカッション： チン族のコミュニティリーダーや研究者によるパネルディスカッションを、大阪大学の荒井靖さん（多文化共生センター長）がコーディネイト。チン族の経験、マレーシアでの生活、多文化共生における課題などを議論。
関連情報
このイベントは、大阪大学の「多文化共生センター」が主催する「マンスリー多文化サロン」シリーズの一部です。このシリーズでは、毎月さまざまなテーマで多文化共生に関するイベントを開催しています。
また、チン族に関する興味深い事実も紹介されました。
- チン族には、147の氏族があり、それぞれ独自のタトゥーの伝統を持っています。
- チン族は伝統的に「ロングハウス」と呼ばれる長い住居に住んでいます。
- チン族は、音楽やダンスを通じて文化を表現しています。
イベントの意義
このオンラインサロンは、チン族の文化と多様な経験に対する理解を深める貴重な機会となりました。多文化共生社会において、異なる文化を尊重し、包摂的な環境を築くことの重要性を強調しました。
マンスリー多文化サロン／南アジアと東南アジアの交差点に広がるチン族の世界
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