環境・気候変動省、2023-2024年の冬の季節見通しを発表
2023年12月4日、カナダ連邦環境・気候変動省は、2023-2024年の冬の季節見通しを発表しました。
見通しによると、カナダの大部分は平年通りの冬が予想されています。ただし、次のような地域で変動が見込まれます。
- 太平洋岸ブリティッシュコロンビア州: 平年より気温が低く、降水量がやや多い。
- 大西洋岸地域: 平年より気温が高く、降水量が平年より少ない。
- ケベック州南部: 平年より気温が高く、降水量が平年より少ない。
これらの地域的な変動は、エルニーニョ-南方振動（ENSO）の影響によるものです。ENSOは、太平洋の海水温の変動であり、世界の気候パターンに大きな影響を与えます。
地域別の詳細な見通し:
大西洋岸地域:
- 平年より気温がやや高くなる。
- 降水量は少なく、特に春先には干ばつが発生する可能性がある。
ケベック州南部:
- 平年より気温がやや高くなる。
- 12月から2月にかけて、降雪量が平年より少なくなる。
オンタリオ州南部とケベック州西部:
- 平年通りの気温。
- 降水量は平年並みで、雪と雨が混ざった状態になる。
中部プレーリー地域:
- 平年通りの気温。
- 降水量は平年並みだが、一部の地域では平年よりやや多くなる可能性がある。
北部プレーリー地域:
- 平年よりやや寒くなる。
- 降水量は平年並みで、一部の地域では平年よりやや多くなる可能性がある。
太平洋岸ブリティッシュコロンビア州:
- 平年より気温が低くなる。
- 降水量は平年よりやや多くなり、雨と雪が混ざった状態になる。
極北地域:
- 平年より寒くなる。
- 降雪量は平年並みとなる。
その他の関連情報:
- この見通しは、過去の気象データと気候モデルに基づいています。
- この見通しは一般的に信頼できるものですが、必ずしも正確ではない可能性があります。
- 天気予報は季節見通しよりも正確です。
- 十分な準備をして、冬の天候の変化に対処することが重要です。
Environment and Climate Change Canada presents the winter seasonal outlook
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