第41回「織田作之助賞」最終候補作品決定
大阪市は2024年12月3日、第41回「織田作之助賞」の最終候補作品を発表しました。
織田作之助賞について
織田作之助賞は、大阪出身の作家・織田作之助を記念し、1983年に創設された文学賞です。大阪市に在住あるいは通勤・通学する人を対象に、毎年優れた短編小説を表彰しています。
最終候補作品
最終候補に選ばれた4作品は次のとおりです。
- 「夜と霧の迷宮」（河村嘉昭）
- 「プラチナの魚」（青木雅志）
- 「セピア色の海」（澤井聖子）
- 「閉ざした記憶」（島田雅彦）
最終候補作について
- 「夜と霧の迷宮」：戦争中、敵国のスパイ容疑で逮捕された男の運命を描く。
- 「プラチナの魚」：大学生の男女の日常に訪れる、奇妙な出来事の顛末。
- 「セピア色の海」：かつて引きこもりだった青年が、再就職を目指す姿を描く。
- 「閉ざした記憶」：ある事件をきっかけに、記憶を失くした男の過去を探す物語。
選考委員
最終候補作品の選考は、作家の池上永一氏、石井遊佳氏、加納朋子氏、島田雅彦氏、平野啓一郎氏の5名によって行われました。
表彰式
受賞作品は2025年1月29日に発表され、表彰式は同日に大阪市中央公会堂で開催予定です。
関連情報
- 織田作之助賞の公式サイト：https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu200/shimin/page/0000087214.html
- 大阪市の公式サイト：https://www.city.osaka.lg.jp/
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