島根県の高病原性鳥インフルエンザ、移動制限が解除
農林水産省は2024年12月2日、島根県大田市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（H5N1型）の移動制限を解除しました。
経緯
- 2024年11月28日：大田市の養鶏場で鳥インフルエンザ発症の疑い
- 11月29日：高病原性鳥インフルエンザと確定
- 同日：農林水産省が移動制限区域を設定
- 12月2日：移動制限区域の解除決定
移動制限の解除
移動制限区域は、発生農場を中心とした半径10km以内でしたが、制限対象であった家きんの移動や搬出が全面的に解除されました。
感染状況
発生農場のすべての鶏約14万6000羽は殺処分されました。その後、周辺地域での調査でさらなる感染は確認されていません。
今後の対応
農林水産省は、引き続き周辺地域でのモニタリングを実施し、感染拡大防止に努めていきます。
関連情報
- 農林水産省：島根県大田市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（国内4例目）に係る移動制限の解除について
- 厚生労働省：鳥インフルエンザについて
注意事項
鳥インフルエンザは人畜共通感染症であり、ウイルスが突然変異してヒトに感染する可能性があります。鳥や鳥の死骸をむやみに触ったり、汚染された場所に出入りしたりしないことが重要です。
症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診し、鳥インフルエンザの可能性を医師に伝えましょう。
島根県大田市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（国内4例目）に係る移動制限の解除について
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