クミカ、東京証券取引所から上場廃止の危機
発表日：2024年12月2日 02:40
発表元：日本取引所グループ
日本取引所グループ（JPX）は、クミカ株式会社（以下、クミカ）について、実質的存続性に関する審査結果を発表しました。審査の結果、JPXはクミカが上場廃止となる見込みが高いと判断しました。
実質的存続性の定義
実質的存続性とは、企業が継続して事業を継続する能力があることを意味します。JPXは、企業の財務状況、事業内容、経営状況などを総合的に判断して、実質的存続性を評価します。
クミカの状況
発表によると、クミカは近年、業績が悪化し、2023年3月期から2期連続で最終赤字を計上しています。また、債務超過状態が続いており、財務状況は厳しいとされています。さらに、事業内容についても、新たな収益源の確保ができていないことが指摘されています。
上場廃止の手続き
JPXは、クミカに対し、上場廃止の手続きに入ることを通知しました。クミカは一定期間内に改善計画を提出し、実質的存続性を確保するための対策を講じる必要があります。しかしながら、現状のままでは、2024年12月2日に上場廃止となる見込みです。
今後の見通し
クミカが改善計画を提出した場合、JPXは計画の内容を審査し、上場維持の可否を判断します。しかしながら、現時点では、クミカの上場廃止はほぼ確定的な状況です。
関連情報
- クミカ株式会社のウェブサイト：https://www.kumika.co.jp/
- 日本取引所グループのウェブサイト：https://www.jpx.co.jp/
[東証]実質的存続性に関する審査結果（実質的存続性の喪失見込み）：（株）クミカ
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