日本取引所グループ、[東証]上場廃止等の決定：（株）東葛ホールディングス

日本取引所グループ、東葛ホールディングスの上場廃止を決定

日本取引所グループ（JPX）は2024年12月2日、（株）東葛ホールディングスの上場廃止を決定しました。

上場廃止の理由

上場廃止の理由は、同社が2024年3月期に債務超過に陥ったためです。JPXの定める上場廃止基準の1つに「債務超過が2営業日以上続くこと」があります。

上場廃止の日付

東葛ホールディングスの上場廃止日は2025年2月28日です。

関連情報

東葛ホールディングスは、主に不動産事業を展開する企業です。
2024年3月期の業績予想では、売上高が前年比2.0%減の1,000億円、営業利益が同16.5%減の80億円、経常利益が同20.1%減の60億円と減収減益となっています。
同社は、債務超過を解消するために金融機関とリスケジュール交渉を行っていますが、合意に至っていません。

影響

上場廃止により、東葛ホールディングスの株式は取引できなくなります。現在株式を保有している投資家は、廃止日までに売却するか、廃止後も保有し続けるかを選択する必要があります。

今後の動向

同社は上場廃止後も事業を継続する方針を示しています。しかし、債務超過を解消できなかった場合、破産などの可能性もあります。