中国電力、島根原子力発電所2号機 定期検査の状況を更新
中国電力は2024年12月2日午前6時に、「島根原子力発電所2号機の第17回定期事業者検査の状況」を更新しました。
定期事業者検査とは
定期事業者検査とは、原子力発電所の安全性を確保するために定期的に実施される包括的な点検作業のことです。発電所の安全を維持し、トラブルを未然に防ぐために、法令に基づき義務付けられています。
島根原子力発電所2号機の定期検査の概要
- 実施期間： 2023年9月6日～2024年12月16日（予定）
- 主な作業内容：
- 発電機の点検・整備
- タービンの点検・整備
- 原子炉の点検・整備
- その他、設備全般の点検・整備
現在の進捗状況
- 現在、検査の進捗率は約90%に達しています。
- 主な作業はすべて完了しており、残す作業は、原子炉冷却材ポンプの点検・整備などとなっています。
今後の予定
- 2024年12月16日に定期検査を完了し、同日以降、原子炉を再起動する予定です。
- 再起動後は、安全性を確認するための各種試験を実施する予定です。
関連情報
- 中国電力「島根原子力発電所2号機 第17回定期事業者検査の状況」：https://www.energia.co.jp/company/press/20231202_1.pdf
- 一般社団法人 原子力発電環境整備機構「原子力用語辞典（定期事業者検査）」：https://www.jnes.go.jp/atomic-dictionary/term/0311/
まとめ
島根原子力発電所2号機では、定期事業者検査が順調に進捗しています。この検査では、発電所の安全性を確保するために徹底的な点検・整備が行われ、再起動後は安全に運転される予定です。中国電力は、今後も発電所の安全性を最優先に取り組んでいくとしています。
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