東京ガスと日立市、持続可能なまちづくりで連携
2024年11月29日、東京ガス株式会社と茨城県日立市は、持続可能なまちづくりの実現に向けた包括連携協定を締結しました。
この協定は、日立市の「カーボンニュートラルシティひたち」構想に基づいています。この構想では、2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロを目指すとしています。
東京ガスと日立市は、以下の分野で協力します。
- 再生可能エネルギーの導入促進
- エネルギー効率の向上
- 次世代エネルギーシステムの開発と実装
- 脱炭素社会の実現に向けた普及啓発活動
具体的には、以下のような取り組みを実施する予定です。
- 太陽光発電やバイオマス発電など、再生可能エネルギー事業の支援
- 住宅や商業施設のエネルギー効率改善に関するコンサルティングと支援
- 水素社会の実現に向けた研究開発と実証実験
- 脱炭素社会の理解を深めるための市民向けイベントやワークショップの開催
この連携協定により、両者は持続可能なまちづくりと脱炭素化に向けた課題を共同で解決することを目指しています。
日立市のカーボンニュートラルシティ構想
日立市のカーボンニュートラルシティ構想は、カーボンニュートラルかつ強靭で豊かなまちづくりを目指すものです。この構想では、以下の目標が設定されています。
- 2025年までに温室効果ガス排出量を2013年度比で30%削減
- 2035年までに温室効果ガス排出量を2013年度比で60%削減
- 2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロ
この構想の実現に向けて、日立市は再エネ導入やエネルギー効率向上、脱炭素技術の開発などに注力しています。
東京ガスとの連携
東京ガスは、総合エネルギーサービス企業として、エネルギー供給、エネルギー効率改善、脱炭素技術の開発に取り組んでいます。日立市との連携により、両者はそれぞれのノウハウと資源を組み合わせ、持続可能なまちづくりの実現を加速させることが期待されています。
日立市と東京ガス株式会社の持続可能なまちづくりの実現に向けた包括連携協定の締結について
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