大阪府で麻しんの注意情報発令
大阪府は、2024年11月29日午前5時に「麻しん(はしか)に関する注意情報」を発表しました。
経緯
11月14日、大阪府で麻しんの患者1名が確認されました。患者は大阪市在住の20代女性で、海外渡航歴はありません。
経過
患者は、11月7日に発症し、11月14日に感染が確認されました。現在は入院しており、重症化の恐れはないとみられています。
接触者調査
保健所では、患者の濃厚接触者24名を特定し、経過観察を行っています。現時点では、濃厚接触者に症状は出ていません。
感染経路
感染経路は不明ですが、海外からの麻しん患者との接触が疑われています。
注意事項
大阪府では、以下の注意事項を呼びかけています。
- 麻しんの症状(発熱、咳、発疹)が出た場合は、すぐに医療機関を受診する。
- 麻しんの予防接種を受けていない人は、早急に接種を受ける。
- 咳やくしゃみをする際は、ハンカチやティッシュで口と鼻を押さえる。
麻しん予防接種
麻しんは、空気感染により広がるウイルス性の病気です。重症化すると肺炎や脳炎を引き起こす可能性があります。
麻しんの予防には、ワクチン接種が有効です。日本では、定期予防接種として、1歳児と5歳児に2回の麻しんワクチン接種が無料で行われています。
関連情報
- 大阪府ホームページ「麻しん(はしか)に関する注意情報(11月14日報道発表関連第2報)」 www.pref.osaka.lg.jp/iryo/oshirase/mashi.html
麻しん(はしか)に関する注意情報(11月14日報道発表関連第2報)
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