東京工科大学、アジア太平洋作業療法学会で医療保健学部生が研究を発表
東京工科大学の医療保健学部生が、2024年11月28日から30日までシンガポールで開催された第8回アジア太平洋作業療法学会(APOTA)で研究発表を行いました。
研究内容
発表された研究は、作業療法介入が心血管疾患患者の運動機能と生活の質に及ぼす影響を調査したものです。研究では、心血管疾患患者を2つのグループに分け、一方のグループに作業療法介入を行い、もう一方のグループはコントロールグループとして治療を施しませんでした。
結果
作業療法介入を受けたグループは、介入を受けなかったグループに比べて、運動機能と生活の質が有意に改善されました。具体的には、介入を受けたグループは、歩行距離が長く、階段昇降が早く、日常生活活動の遂行が容易になりました。
学会での発表
医療保健学部4年生の塚本美咲さんと3年生の佐久間優さんが、この研究の結果を学会で発表しました。発表は高く評価され、他の参加者から質問やコメントが寄せられました。
関連情報
APOTAは、アジア太平洋地域の作業療法士の専門学会です。今回の学会には、世界各地から約1,000人の作業療法士が参加しました。
東京工科大学の医療保健学部は、作業療法士の育成に力を入れています。学部には作業療法学科があり、学生は幅広い知識とスキルを身につけます。
今後の展開
東京工科大学の研究チームは、作業療法介入が心血管疾患患者の機能的予後に及ぼす長期的な影響を調査する研究を計画しています。また、他の疾患に対する作業療法の効果についても研究を継続する予定です。
医療保健学部の学生が第8回アジア太平洋作業療法学会で研究発表
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