学校保健統計調査の結果発表
北海道が2024年11月27日、令和5年度の「学校保健統計調査結果（確定値・北海道分）」を公開しました。
主な調査結果
この調査は、北海道内の小・中学校、高校の児童生徒を対象に、健康や生活習慣に関する情報を収集したものです。主な調査結果は次のとおりです。
- 肥満率: 小学校3.9%、中学校10.5%、高校9.4%
- 視力不良率: 小学校6.9%、中学校23.4%、高校30.8%
- 歯科疾患保有率: 小学校50.4%、中学校83.0%、高校91.8%
- 生活習慣: 小学校の52.5%が朝食を毎日食べている一方で、高校の36.6%は週に1回も食べない
- 睡眠時間: 小学校で10時間以上が47.6%、高校で6時間以下が31.7%
関連情報
- 肥満率は前年度と比べて減少傾向にあります。
- 視力不良率は小学校と中学校で前年度より増加しています。
- 歯科疾患保有率は依然として高い水準にあります。
- 生活習慣は、年齢が上がるにつれて悪化する傾向があります。
- 睡眠時間は、高校では特に短くなっています。
今後の課題
これらの結果から、北海道では児童生徒の健康や生活習慣の改善に取り組む必要があることが示されています。今後の課題としては、次のようなことが挙げられます。
- 肥満率のさらなる低下
- 視力不良率の改善
- 歯科疾患の予防
- 生活習慣の改善
- 十分な睡眠時間の確保
北海道教育委員会は、これらの課題に取り組み、児童生徒の健康と健全な成長を促進するための対策を講じていくとしています。
調査詳細
この調査は、毎年実施されており、北海道内の約50万人の児童生徒を対象に行われています。詳細な結果は、北海道教育委員会のウェブサイトで公開されています。
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