埼玉県で高病原性鳥インフルエンザの防疫措置が完了
埼玉県は2024年11月26日、県内で発生した高病原性鳥インフルエンザ（HPAI）の防疫措置が完了したことを発表しました。
感染発生と防疫措置
- 11月12日：深谷市の養鶏場（約2万3千羽）でHPAI感染が確認されました。
- 11月13日：県は家畜伝染病予防法に基づき、感染農場周辺に10km圏内の搬出制限区域と3km圏内の移動制限区域を設定しました。
- 11月14日：感染農場内のすべての鶏（約2万3千羽）が殺処分されました。
防疫措置の完了
- 県はその後、周辺地域の監視と消毒などの防疫措置を徹底してきました。
- 11月26日までに、感染農場の消毒作業が完了し、搬出制限区域と移動制限区域が解除されました。
- 以上の防疫措置により、感染の再発は確認されませんでした。
関連情報
- 高病原性鳥インフルエンザは、鳥類に感染する致死率の高いウイルスです。
- 人への感染はまれですが、鳥インフルエンザウイルスは非常に変異しやすく、深刻なパンデミックを引き起こす可能性があります。
- 県では、家畜伝染病予防法に基づき、HPAIが発生した場合の防疫マニュアルを作成しています。
県民への呼びかけ
県は、県民の皆様に対して、以下の事項への協力を呼びかけています。
- 野鳥の死骸に触らないようにしてください。
- 野鳥の糞や羽根のついた場所に近寄らないでください。
- 養鶏場への立ち入りは制限してください。
- 家畜や野生鳥類の異常があれば、県に報告してください。
埼玉県は、引き続き鳥インフルエンザの感染状況を監視し、必要に応じて適切な対策を講じてまいります。
県内で発生した高病原性鳥インフルエンザに係る防疫措置の完了について
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