中部電力、2025年4月1日付組織改定

中部電力、組織改定を発表

中部電力は、2024年11月26日に『2025年4月1日付組織改定』を発表しました。この組織改定は、同社の経営戦略「グッドニューチャレンジ2050」をさらに加速させ、脱炭素社会の実現や事業の成長・拡大を図ることを目的としています。

主な組織改定の内容

新規事業推進カンパニーの新設: 脱炭素や再生可能エネルギーなどの新規事業の展開を強化するため、「新規事業推進カンパニー」を新設します。
電力ユニットの再編: 火力発電所や送配電ネットワークの運営を担う「電力ユニット」を再編し、「火力発電カンパニー」「送電網カンパニー」「配電網カンパニー」の3つに分割します。
新規事業の強化: 「風力発電カンパニー」を新設し、再生可能エネルギー事業を拡大します。また、「モビリティカンパニー」を再編し、電気自動車の普及やエネルギーソリューションの提供を強化します。
研究開発部門の強化: 研究開発部門を「技術開発研究所」と「イノベーションセンター」の2つに分割し、イノベーションの創出と技術力の向上を図ります。

関連情報

この組織改定は、中部電力が2021年に発表した経営戦略「グッドニューチャレンジ2050」に基づくものです。この経営戦略では、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「カーボンニュートラル」や、新たな事業領域への挑戦を掲げています。

組織改定は、同社の経営戦略の実現に向けて、事業構造を最適化し、成長とイノベーションを加速することを目指しています。

中部電力は、今回の組織改定について、「経営改革をさらに加速し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく」とコメントしています。