鹿児島県で鳥インフルエンザの疑い例、遺伝子解析で高病原性と判明
2024年11月25日、農林水産省は鹿児島県で確認された鳥インフルエンザの疑似患畜について、遺伝子解析の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5N1亜型）であることが判明したと発表しました。
発生概要
- 発生地: 鹿児島県鹿屋市
- 発生農場: 養鶏場
- 確認日: 2024年11月24日
- 死亡羽数: 約2,000羽
これまでの対応
鳥インフルエンザの疑いが発生したことを受け、農場周辺は交通規制が敷かれ、消毒作業が行われています。また、感染拡大防止のため、近隣の養鶏場への搬出制限や殺処分などの防疫措置が取られています。
遺伝子解析の結果
農林水産省動物衛生研究所において実施された遺伝子解析の結果、検出されたウイルスは高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5N1亜型）であることが判明しました。このウイルスは、これまで国内で検出された9例の高病原性鳥インフルエンザウイルスと同一の株であることが確認されています。
現在の状況
農林水産省は、引き続き発生農場周辺の調査や防疫措置を強化しています。また、他地域への感染拡大防止に向け、国内の養鶏場や関連事業者への情報提供や対策の徹底を呼びかけています。
関連情報
- 高病原性鳥インフルエンザに関する農林水産省の特設ページ: www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori_influ/
- 鳥インフルエンザに関する世界保健機関（WHO）のページ: www.who.int/influenza/avian_influenza/en/
鹿児島県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜（国内10例目）の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
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