札幌市で雪道での転倒による救急搬送が急増
2024年11月25日発表
札幌市消防局によると、2024年11月25日午前2時21分に市内全域で「雪道の自己転倒」による救急搬送が急増しました。
詳細
- 転倒者は40代から80代の男女
- 転倒場所は歩道や駐車場など
- 軽傷から重傷までさまざまなけが
- 救急搬送された人数は12月25日時点で15人に上り、前年同時期と比べて約3倍に増加
原因
転倒の主な原因は、路面の凍結や雪の積雪による滑りやすさです。札幌市では11月24日から降雪があり、翌25日には約10cmの積雪を観測しました。
注意喚起
札幌市消防局は、雪道での歩行時に以下のような注意を呼びかけています。
- 滑り止め付きの靴を履く
- ゆっくりと歩き、前屈みになる
- 手すりや壁などを利用する
- 荷物は軽めにし、両手を空ける
- 段差や傾斜には特に注意する
高齢者の転倒リスク
特に高齢者は転倒によるけがのリスクが高いため、十分な注意が必要です。雪道での歩行をできるだけ避け、やむを得ない場合は家族や介護者に同伴してもらいましょう。
転倒時の対処
転倒してしまった場合は、以下の対処を行いましょう。
- 無理に起き上がらず、周囲の人に助けを求める
- けがの有無を確認する
- けががある場合は、清潔な布で患部を圧迫し、冷やす
- 吐き気や意識障害などの症状があれば、すぐに救急車を呼ぶ
雪道での転倒を予防し、安全に過ごしましょう。
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