練馬区で手足口病が流行中
2024年11月22日 03:00 発表
練馬区では、手足口病の流行警報が発令されています。
手足口病とは
手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによって引き起こされるウイルス性感染症です。主に夏から秋にかけて流行し、乳幼児から小学生を中心に感染します。
症状
- 発熱
- 口内炎（口の中に痛みを伴う水疱）
- 手のひらや足の裏、お尻に水疱ができる
- 手足や口の痛み
感染経路
- 感染者の飛沫（咳やくしゃみ）
- 感染者の便や唾液に触れる
- 感染者が使ったものを介して
予防策
- 手洗いをこまめに行う
- 消毒液の使用
- 患者の隔離
- 十分な睡眠と栄養摂取
治療
手足口病は抗ウイルス薬がなく、対症療法が中心となります。解熱剤や痛み止めなどの薬で対処します。
重症化のリスク
大部分の手足口病は軽症ですが、まれに重症化する可能性があります。特に乳幼児や免疫力の低い人は注意が必要です。重症化すると、髄膜炎、脳炎、心筋炎などの合併症を引き起こすことがあります。
流行状況
練馬区では、過去数週間で手足口病の患者数が急増しています。特に、0～4歳の乳幼児で多く発生しています。
対応
練馬区は、感染拡大防止のため、以下の対策を実施しています。
- 保育園や幼稚園などへの注意喚起
- 患者の隔離
- 消毒の徹底
区民の皆様には、手洗いや消毒などの予防策を徹底し、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
重症化が心配な場合
以下のような症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。
- 高熱が続く（38度以上）
- 激しい嘔吐や下痢
- 頭痛や意識障害
- けいれん
- 手足や口の痛みが増強する
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