沖縄県、首里城公園管理体制構築検討委員会

沖縄県が首里城公園の管理体制強化に向け検討委員会を設置

沖縄県は、2024年11月18日午前7時に『首里城公園管理体制構築検討委員会』を公開しました。

委員会の目的

この委員会は、首里城公園の安全かつ持続可能な管理体制を構築するための検討を行うことを目的として設立されました。具体的には、公園の運営方法、財源確保、周辺環境との調和などに関する事項を調査・検討します。

委員会の構成

委員会は、専門家や行政関係者、市民代表で構成されています。委員長は、元琉球放送社長の眞栄城文雄氏が務めます。

関連情報

首里城：沖縄県那覇市にある琉球王国の正殿で、1429年に建設されました。戦災で一度焼失しましたが、1992年に復元されました。2019年10月に起きた火災で全焼したため、現在再建中です。
首里城公園：首里城を囲む公園で、2019年4月にオープンしました。歴史的建造物や庭園、展望台などが整備されています。

今後のスケジュール

検討委員会は、2023年3月までに最終報告書をまとめる予定です。報告書の内容に基づき、県は首里城公園の管理体制について具体的な方針を策定する予定です。

コメント

沖縄県知事の玉城デニー氏は、委員会の設立に際し、「首里城が県民に親しまれ、世界に誇る公園として再生できるように、さまざまな角度から検討をお願いしたい」と述べました。

この検討委員会は、首里城公園の今後の管理体制のあり方を決定する重要な役割を担っています。今後の検討結果が注目されます。