広島市が旧陸軍施設遺構の一部を公開
広島市は、2024年11月18日午前5時45分に「旧陸軍施設遺構（一部）」を公開することを発表しました。
公開される遺構
今回公開される遺構は、広島城本丸南西に位置する「三の丸資料館」の地下にあります。公開されるのは、以下の3つの遺構です。
- 地下壕（ちかごう）：戦時中に南方から侵攻する敵軍を想定して建設された地下壕です。
- 弾薬庫（だんやくこ）：弾薬を保管するために使用された倉庫です。
- 弾薬製造所跡（だんやくせいぞうしょあと）：弾薬を製造していた場所の跡です。
公開の意義
これらの遺構は、広島が太平洋戦争中に軍都として果たした役割を物語っています。公開することで、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えるとともに、広島の歴史を知る貴重な機会となります。
遺構の特徴
- 地下壕は長さ約100メートル、幅約3メートル、高さ約2メートルの狭い空間です。
- 弾薬庫は、コンクリート造りの頑丈な建物で、内部には弾薬を収容するための棚が設けられています。
- 弾薬製造所跡は、現在では地面に跡が残るのみとなっていますが、かつては弾薬を製造するための設備が置かれていました。
公開情報
- 公開日：2024年11月18日（火）
- 公開時間：午前9時～午後5時
- 入場料：無料
- アクセス：広島城本丸南西側「三の丸資料館」地下
関連情報
- 広島城三の丸資料館：https://www.hiroshima-kanko.or.jp/spot/179/
- 広島市の戦争関連施設：https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/war/118995.html
- 太平洋戦争：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%9C%83
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