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青森県、有機フッ素化合物の水質調査結果について [環境保全課 11月14日]

青森県、有機フッ素化合物の水質調査結果を発表

青森県は、2024年11月15日に有機フッ素化合物の水質調査を実施した結果を発表しました。

調査の目的

有機フッ素化合物は、家庭用品や工業製品に広く使用されており、環境や人体に悪影響を与える可能性があります。この調査は、青森県内の水源における有機フッ素化合物の存在状況を把握することを目的として実施されました。

調査対象

調査は、県内24か所の水道水、井戸水、河川水を対象に実施されました。

調査結果

調査の結果、すべての地点で有機フッ素化合物が検出されました。水道水では、PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)が全地点で検出され、PFOSの平均濃度は0.0022μg/Lでした。井戸水では、PFOSとPFOA(パーフルオロオクタン酸)が全地点で検出され、PFOSの平均濃度は0.0016μg/L、PFOAの平均濃度は0.00061μg/Lでした。河川水では、PFOSとPFOAが検出されず、その他の有機フッ素化合物が低濃度で検出されました。

健康への影響

厚生労働省が定めた有機フッ素化合物の暫定的な健康基準値(水道水)は、PFOSが0.05μg/L、PFOAが0.01μg/Lです。今回の調査では、すべての水道水のPFOS濃度が健康基準値を下回っていました。

対策

青森県では、今回の調査結果を受けて、有機フッ素化合物のさらなる調査を実施し、汚染源の特定と対策を検討しています。また、水道水の水質監視を継続的に実施し、住民の健康を守るための措置を講じています。

関連情報


有機フッ素化合物の水質調査結果について [環境保全課 11月14日]

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