新潟県、十日町市を中心に野鳥監視重点区域を指定
新潟県は2024年11月15日午前6時、十日町市を中心とした約7,200ヘクタールを「野鳥監視重点区域」に指定しました。この措置は、野鳥インフルエンザなどの鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐために行われます。
野鳥監視重点区域とは？
野鳥監視重点区域は、野鳥が集まる場所や渡り鳥の移動経路などを考慮して指定される地域です。この区域内では、以下のことが禁止されています。
- 鳥類の捕獲、殺傷
- 鳥類の餌付け
- 鳥類の死骸の持ち出し
- 鳥類の糞や羽毛の持ち出し
十日町市が重点区域に指定された理由
十日町市は、多くの野鳥が飛来する湿地帯や水田が広がっており、野鳥が集まる場所として知られています。また、同市では過去に野鳥インフルエンザが発生した経緯があり、感染拡大を防ぐためにも重点区域の指定が必要と判断されました。
区域内の施設への影響
野鳥監視重点区域内にある公園や観光施設は、影響を受ける可能性があります。これらの施設では、野鳥との接触を避けるための対策が行われる予定です。
住民への協力要請
新潟県は、住民に対して以下の協力を要請しています。
- 野鳥への餌付けをしない
- 野鳥に近づかない
- 野鳥の死骸を見つけたら、保健所に通報する
- 野鳥監視重点区域内の施設では、対策に従う
関連情報
- 新潟県発表資料：https://www.pref.niigata.lg.jp/site/mikan/nouinhuenka/1554230852091.html
十日町市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年11月1日指定）
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