九州新幹線の騒音調査結果発表
熊本県は、2024年11月13日午前4時に「令和6年度（2024年度）九州新幹線に係る騒音調査結果について」を公開しました。
この調査は、九州新幹線が熊本県内に開業した後の騒音状況を把握するため、熊本県が実施したものです。調査は、開業後の2023年3月から9月にかけて、新幹線の沿線にある110か所の地点で実施されました。
調査の結果、新幹線の騒音は、昼間（午前7時から午後10時）の平均で40〜55デシベル、夜間（午後10時から午前7時）の平均で35〜45デシベルであることが判明しました。これは、環境省が定める騒音基準値である45デシベル（昼間）・40デシベル（夜間）を下回っています。
ただし、一部の地点では、騒音基準値を超える結果が出ています。具体的には、熊本市中央区の加勢川町では昼間が46デシベル、菊陽町の古閑では夜間が45デシベルを超えています。これらの地点では、防音対策の検討が必要とされています。
熊本県は、今回の調査結果を踏まえて、騒音対策を検討するとともに、新幹線沿線住民への情報提供に努めるとしています。
関連情報
- 熊本県「令和6年度（2024年度）九州新幹線に係る騒音調査結果について」：https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/64/1652120.html
- 環境省「騒音規制法施行令の一部を改正する政令」：https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=422AC1000000024
令和6年度（2024年度）九州新幹線に係る騒音調査結果について
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