青森県、障がい者支援の駐車場制度を導入
青森県は、障がい者に駐車場利用を支援する「青森県おもいやり駐車場制度」を2024年11月12日から開始します。
おもいやり駐車場制度とは
この制度は、県内の障がい者が県内の公共施設や商業施設の駐車場を無料で利用できるようにします。従来の障がい者用駐車枠に加えて、新たに「パーキング・パーミット制度」を導入します。
パーキング・パーミット制度では、障がい者が交付されたパーキング・パーミットを車に掲示することで、指定された駐車場を無料で利用できます。駐車枠には、障がい者の利便性を考慮した広めのスペースが確保されています。
利用方法
パーキング・パーミットの対象となる方は、以下の条件を満たす障がい者です。
- 身体障害者手帳1級または2級
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳1級または2級
パーキング・パーミットの交付申請は、居住地の市町村役場で行います。交付料は無料です。
指定駐車場
パーキング・パーミット制度が適用される駐車場は、以下の施設に順次設置されていきます。
- 県庁や市町村役場などの公共施設
- ショッピングモールやデパートなどの商業施設
- 観光施設
制度開始当初は、県内約100か所の施設に指定駐車場が設置される予定ですが、今後も対象施設を拡大していく予定です。
制度の意義
この制度は、障がい者の社会参加を促進し、生活の質向上を目的としています。駐車場の利用が容易になることで、障がい者が安心して外出したり、買い物や観光を楽しんだりできる環境が整います。
青森県では、障がい者の自立と社会参加を推進するため、今後もさまざまな施策に取り組んでいくとしています。
青森県おもいやり駐車場制度（パーキング・パーミット制度） [障がい福祉課 11月11日]
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