川崎重工、ダカール2025に「HySE-X2」を投入
川崎重工は2024年11月12日、水素ハイブリッド技術を搭載した「HySE-X2」で、2025年のダカールラリー（ダカール2025）に参戦すると発表しました。この参戦は、「さらなる技術的チャレンジに向けて」行われるもので、チーム名は「ダカール 2025"Mission1000 ACT 2"」となります。
HySE-X2とは？
HySE-X2は、川崎重工が開発した水素ハイブリッド技術を搭載した次世代レーシングマシンです。従来のガソリンエンジンに加えて、水素を燃料とする燃料電池と電気モーターを組み合わせることで、高い効率性と環境負荷の低減を実現します。
ダカールラリーへの挑戦
ダカールラリーは、世界で最も過酷なラリーレイドとして知られ、14カ国、14,000km以上の距離を12日間かけて競います。川崎重工は、2023年のダカールラリーにHySE-X2のプロトタイプで参戦し、実戦を通じて技術的検証を行ってきました。
Mission1000 ACT 2
「ダカール 2025"Mission1000 ACT 2"」は、川崎重工が2023年に発表した「Mission1000 ACT」の第2弾です。Mission1000 ACTは、水素ハイブリッド技術の活用を通じて、ラリーレイドの世界で1,000kmの走行を達成することを目指すプロジェクトです。
関連情報
さらなる技術的チャレンジに向けて 「ダカール 2025"Mission1000 ACT 2"」に HySE-X2 を投入（カワサキモータース）
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