鹿児島県が「令和6年度日米共同統合演習（実動演習）『キーン・ソード25』」の実施を発表
【要点】
- 鹿児島県は2024年11月11日、令和6年度の日米共同統合演習「キーン・ソード25」の実施を発表しました。
- 演習は2025年3月10日から28日まで行われ、鹿児島県を中心に沖縄県、宮崎県、熊本県、長崎県も訓練エリアに含まれます。
- 航空機、艦艇、地上部隊などの自衛隊と米軍の部隊が参加し、大規模な統合運用訓練を実施します。
【目的】
「キーン・ソード」演習の目的は、日米両国軍の相互運用性を高め、西南地域の防衛体制を強化することです。演習を通じて、両軍は、大規模な自然災害や武力攻撃など、さまざまな事態への共同対処能力を向上させます。
【参加部隊】
演習には、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、米陸軍、米海軍、米空軍などの部隊が参加予定です。具体的な部隊編成は後日発表されます。
【訓練エリア】
演習は以下を含む幅広い地域で行われます。
- 鹿児島県：種子島、屋久島、奄美大島
- 沖縄県：宮古島、石垣島
- 宮崎県：都井岬
- 熊本県：八代亜熱帯林
- 長崎県：佐世保基地周辺
【関連情報】
「キーン・ソード」演習は、1985年以来毎年実施されている日米共同訓練です。2023年には「キーン・ソード24」が宮崎県を中心に実施されました。
また、鹿児島県は過去にも、日米共同演習や自衛隊の訓練を受け入れています。2021年には、米海兵隊との共同演習「レゾリュート・ドラゴン21」が鹿児島県で行われました。
【住民への影響】
演習期間中は、訓練エリア周辺において、航空機や艦艇の飛行、着陸、射撃などの訓練が実施されます。住民の方には騒音や振動が発生する場合がありますが、安全確保に万全を期して訓練を行います。また、交通規制や立入制限などの影響が出る可能性がありますので、最新の情報にご注意ください。
令和6年度日米共同統合演習（実動演習）「キーン・ソード25」について
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