札幌市、消費生活相談が急増
札幌市が2024年11月11日午後6時11分に発表した「消費生活相談受付状況（速報）」によると、2023年度の10月1日から11月10日までの1か月半で、消費生活に関する相談が前年度同時期と比べて大幅に増加したことが明らかになりました。
相談件数の内訳
相談件数は9,635件で、前年度同時期の7,519件から27.5％増加しています。相談の内容は次の通りです。
- クーリングオフ・訪問販売：1,470件
- アフターサービス・修理：1,426件
- 請求・料金トラブル：1,271件
- 通販・ネットショッピング：1,112件
- その他：4,356件
急増の原因
相談件数の急増については、クーリングオフや通販・ネットショッピングに関する相談が増加したことが主な要因とみられています。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、在宅時間が増え、インターネット利用が増加したことも影響していると考えられます。
札幌市の対応
札幌市は、相談の増加に対応するため、消費生活センターの体制を強化しています。相談員の増員や相談時間帯の拡大を行い、市民の相談に迅速に対応できるよう努めています。
市民への注意喚起
札幌市は、市民に対して以下の注意を呼びかけています。
- クーリングオフや訪問販売では、冷静に判断し、契約を急がない。
- アフターサービスや修理に関する契約書を必ず確認する。
- 通販やネットショッピングでは、事業者の評判や商品情報を事前に確認する。
- 不審な電話やメールには注意し、個人情報を安易に提供しない。
困ったときは、札幌市消費生活センター（電話番号：011-204-4770）にご相談ください。
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