マルハニチロ、2025年3月期中間決算を発表
水産大手マルハニチロは、2024年11月11日、2025年3月期の第2四半期（中間期）決算補足資料を公開しました。
業績ハイライト
- 売上高: 6,447億円（前年同期比4.5%増）
- 営業利益: 151億円（前年同期比41.9%減）
- 純利益: 83億円（前年同期比46.9%減）
要因分析
売上高の増加は、食用油脂部門の堅調な販売や海外事業の成長が牽引しました。一方、営業利益と純利益の減少は、主に原材料費の上昇による原価増加と販売費・一般管理費の増加が原因です。
セグメント別業績
- 水産事業: 売上高3,499億円（前年同期比5.3%増）、営業利益114億円（前年同期比16.5%減）
- 食品事業: 売上高2,046億円（前年同期比2.4%増）、営業利益18億円（前年同期比42.4%減）
- 食用油脂事業: 売上高902億円（前年同期比11.0%増）、営業利益31億円（前年同期比11.4%減）
四半期配当金の予想
同社は、2025年3月期の四半期配当金を1株あたり10円と予想しています。
今後の見通し
マルハニチロは、2025年3月期の通期予想を据え置き、売上高8,200億円、営業利益260億円、純利益145億円を見込んでいます。
同社は、上昇する原材料費や経済環境の不透明感に対処しながら、収益性改善と事業拡大に注力していく方針を示しています。
2025年3月期第2四半期（中間期） 決算短信補足資料を掲載しました。
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