鹿児島県で日米共同統合演習「キーン・ソード25」開催へ
2024年11月9日、鹿児島県は「令和6年度日米共同統合演習（実動演習）『キーン・ソード25』について」というニュースを公開しました。
この演習は、日米両国の防衛協力の強化と相互運用性の向上を目的として実施されるもので、期間は2025年8月29日から9月12日までとなります。鹿児島県内の各市町村が演習に参加し、自衛隊と米軍の陸海空合わせて約2万5千人が参加予定です。
キーン・ソード演習の特徴
「キーン・ソード」演習は、1986年に開始された日米共同統合演習で、毎年、日本と米国の交替で実施されています。今回の演習は、日本での実施となり、九州での開催は初めてとなります。
演習では、両国の部隊が連携して、次のような訓練を行います。
- 災害対応訓練
- 対空戦訓練
- 輸送訓練
- 通信訓練
- 医療支援訓練
鹿児島県での訓練内容
鹿児島県では、以下の市町村で訓練が実施される予定です。
- 志布志市
- 垂水市
- 鹿屋市
- 霧島市
- 鹿児島市
- 南さつま市
- 南九州市
訓練の内容としては、次のものが想定されています。
- 海上からの陸揚げ訓練（志布志市）
- 航空機による空中機動訓練（鹿屋航空基地）
- 対空戦訓練（鹿児島空港）
- 上陸作戦訓練（垂水市）
- 輸送支援訓練（垂水市）
- 医療支援訓練（霧島市）
住民への影響
演習期間中は、各訓練場所周辺で騒音や交通規制が発生する可能性があります。また、訓練場所によっては、住民の立ち入りが制限される場合があります。
鹿児島県は、住民への影響を最小限に抑えるため、事前に住民への説明会を実施し、交通規制などの情報提供を行う予定です。
キーン・ソード演習の意義
キーン・ソード演習は、日米両国の防衛協力の強化と相互運用性の向上を図る重要な演習です。また、九州での開催は、有事の際に九州を防衛するための準備や体制を強化する機会にもなります。
鹿児島県は、演習が住民にとって安全かつ理解を得られるものになるよう、関係機関と連携して取り組んでいきます。
令和6年度日米共同統合演習（実動演習）「キーン・ソード25」について
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