滋賀県、ナレズシの県民大調査結果を発表
滋賀県は2024年11月8日、県民を対象に行った「近江のナレズシ県民大調査」の成果を公表しました。
調査概要
この調査は、滋賀県の伝統的な発酵食品である「ナレズシ」に関する県民の意識や食習慣を調査することを目的として実施されました。1,000人を対象にアンケート調査を行い、ナレズシに対する理解度、好物度、消費実態などについて尋ねました。
調査結果
ナレズシの知名度と好物度
- ナレズシを知っている人は96.9%。
- ナレズシを好物と答えた人は39.1%。
ナレズシの消費頻度と購入場所
- 過去1年間にナレズシを食べたことがある人は35.9%。
- ナレズシを購入する場所は、スーパーマーケット（48.2%）、魚屋（26.5%）、道の駅（14.1%）が多い。
ナレズシへの関心と今後の期待
- ナレズシについてもっと知りたいと答えた人は81.8%。
- 今後、ナレズシに関するイベントや商品開発など、県が取り組んでほしい施策として、情報発信の強化（45.5%）、生産者の支援（36.9%）、商品開発（33.1%）が挙げられた。
関連情報
ナレズシとは、滋賀県で古くから作られている伝統的な発酵食品です。鯉などの淡水魚を米飯とともに発酵させて作られます。独特の酸味と旨味が特徴です。
県による今後の取り組み
滋賀県では、今回の調査結果を踏まえ、以下のような取り組みを検討しています。
- ナレズシに関する情報の発信強化
- ナレズシ生産者の支援
- ナレズシを使った新商品開発
滋賀県は、ナレズシの伝統と文化を守りながら、その魅力を県内外に広く発信していくことを目指しています。
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