厚生労働省が病院の最新実績を発表
2024年11月8日、厚生労働省は「病院報告（令和6年8月分概数）」を公表しました。
この報告書には、全国の病院の8月分の診療実績が概数で掲載されています。
入院患者数
8月の入院患者数は約225万人。前年同月と比べて約3%増加しています。特に、高齢者（65歳以上）の入院患者数が増加傾向にあり、高齢化社会を反映しています。
外来患者数
外来患者数は約3,200万人。こちらも前年同月と比べて約2%増加しています。外来患者数の増加は、健康志向の高まりや慢性疾患患者の増加などが影響しているとみられます。
在院日数
1人の入院患者あたりの平均在院日数は約14日。前年同月と比べて変化はありません。
手術件数
8月の手術件数は約102万件。前年同月と比べて約1%増加しています。中でも、がんの手術が増加しているのが特徴的です。
関連情報
- 厚生労働省の「病院報告」は、毎月8日頃に公表されています。
- この報告書は、病院の診療実績を把握し、医療政策の立案や評価に役立てられています。
- 厚生労働省では、病院の診療実績をより詳細に分析した「医療統計」も公表しています。
まとめ
厚生労働省が発表した「病院報告」によると、8月の病院の診療実績は全体として増加傾向にあり、高齢化や健康志向の高まりなどが影響していると考えられます。引き続き、医療制度の充実や医療アクセスの向上に向けた取り組みが求められます。
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