琵琶湖の水中遺跡発見100年記念講演会・展示会
滋賀県は、2024年11月7日（木）の1:00に「琵琶湖の水中遺跡発見100年記念講演会・展示会」を開催しました。
水中遺跡発見の経緯
1924年（大正13年）の秋、滋賀県大津市で県の土木技師が琵琶湖の水中を調査していたところ、大量の建築物や遺物が発見されました。この発見は、それまで未知だった琵琶湖の水底に古代の建造物が眠っていることを明らかにし、大きな衝撃を与えました。
水中遺跡の調査と復原
発見された水中遺跡は、平安時代末期から鎌倉時代にかけての寺院建築であることが判明しました。その後、大規模な調査と復原が行われ、本堂や多宝塔など、当時の建築様式を垣間見ることができる貴重な遺跡として注目を集めました。
講演会と展示会
今回の記念行事は、水中遺跡発見100年を記念して開催されました。講演会では、水中遺跡の調査や復原に関する最新の情報が紹介され、展示会では貴重な遺物や発掘調査の記録などが公開されました。
関連情報
- 琵琶湖水中遺跡博物館：水中遺跡の復原された建築物を展示しています。
- 大津市立歴史博物館：水中遺跡で発掘された遺物を展示しています。
- 水都大津 まちめぐり「水中遺跡めぐり」：水中遺跡に関する歴史や見どころを巡るガイドツアーを開催しています。
琵琶湖の水中遺跡は、日本の古代文化を紐解く上で重要な貴重な遺産です。この記念行事をきっかけに、多くの人が水中遺跡の価値を知り、その保護と活用に取り組むことが期待されています。
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