日本証券業協会が株主コミュニティの統計情報を公開
日本証券業協会は、2024-11-07 06:30に『株主コミュニティの統計情報・取扱状況』を公開しました。
この統計情報は、会員証券会社における株主コミュニティ（オンライン株主総会・インターネットを利用した議決権行使などを提供するサービス）の利用状況や投資家の意見を調査したものです。
主な調査結果:
- 利用状況: 2023年3月末時点で、会員証券会社のうち97社が株主コミュニティサービスを提供。利用者数は前年比約15%増の380万人超。
- 運営状況: オンライン株主総会やインターネット投票など、主要な機能を8割以上の証券会社が提供。また、議案内容の解説や経営陣とのオンライン質疑応答など、付加的なサービスを提供する証券会社も増加。
- 投資家の意見: 株主コミュニティサービスを「便利」「有益」と回答する投資家が多い。特に、忙しくて株主総会に出席できない投資家にとっては、オンライン株主総会が重宝されている。
関連情報:
- 日本証券業協会ウェブサイト（株主コミュニティに関する情報） www.jsda.or.jp/kabunushi/
意味:
この調査結果は、株主コミュニティサービスが投資家とのコミュニケーションを改善し、企業統治の強化に貢献していることを示しています。今後、さらなる機能追加やサービスの拡充が期待されます。
また、株主コミュニティを利用することで、投資家はより積極的に企業に関与し、経営陣と直接対話できるようになります。これにより、投資家の満足度向上や会社の長期的な価値創造につながることが期待されます。
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