特殊詐欺被害を未然に防止した功労者に感謝状を贈呈
奈良県警察は、特殊詐欺被害を未然に防止した功労者2名に感謝状を贈呈しました。贈呈式は2024年11月1日午前5時41分、県警本部で行われました。
事案の概要
10月25日午後4時頃、奈良市内の女性宅に息子を名乗る男から「勤務先のミスで会社にお金が必要になった」などと電話があり、女性は約200万円をだまし取られる寸前でした。
その時、近所に住む飲食店経営の男性とパート従業員の女性が、女性宅から電話の声が聞こえてくることに不審を抱き、警察に通報。駆けつけた警察官が女性を説得し、被害を未然に防ぐことができました。
功労者のコメント
■飲食店経営の男性 「不審な電話だなと思い、通報しました。女性がピンチに陥っていると感じたので、助けることができてよかったです」
■パート従業員の女性 「私も以前、特殊詐欺の被害に遭いそうになったことがあったので、女性が被害に遭わなくて済んでホッとしています」
県警からのコメント
県警は「特殊詐欺の被害を防ぐには、被害者の方の防犯意識だけでなく、周りの方の協力も重要です。今回の功労者のお二人には深く感謝いたします」と述べました。
関連情報
- 特殊詐欺とは、電話やメールなどを使って高齢者や女性などから金銭をだまし取る犯罪のことです。
- 奈良県警察では、特殊詐欺の防止啓発キャンペーンを積極的に行っています。
- 特殊詐欺に関する相談や情報提供は、全国共通の電話番号「＃9110」までご連絡ください。
(10月25日)特殊詐欺被害を未然に防止した功労者に感謝状を贈呈
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