EU上級代表、防衛省訪問で日EU関係強化確認
2024年10月31日、欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長のジョセップ・ボレル氏が防衛省を訪問しました。
日EU関係の強化
ボレル氏の訪問は、日本とEU間の安全保障協力と外交関係を強化することを目的として行われました。防衛省の長官である浜田靖一氏と会談し、両者は以下の点で一致しました。
- インド太平洋地域を含む、グローバルな安全保障課題への協力の強化
- ウクライナ戦争や北朝鮮情勢に関する緊密な連携
- 自由で開かれたインド太平洋の維持
安全保障協力の拡大
特に、両者は防衛分野における協力を拡大することで合意しました。これには、技術的協力、情報共有の強化、共同演習の推進などが含まれます。
Indo-Pacific Strategy
また、会談では、EUが最近発表した「Indo-Pacific Strategy」についても議論されました。この戦略は、EUとインド太平洋地域の協力関係を強化することを目的としています。浜田氏は、日本はEUの戦略を歓迎していると述べました。
大臣会談
ボレル氏の防衛省訪問に先立ち、岸田文雄首相とボレル氏は外務省で会談しました。この会談でも、日EU関係の強化、地域情勢、ウクライナ戦争への対応などが話し合われました。
関連情報
- EUと日本の関係強化に関する報道発表（外務省）
- EUのIndo-Pacific Strategy
- ウクライナ戦争とEUの対応
欧州連合（ＥＵ）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の当省訪問について
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