沖縄県、PFAS問題に関するシンポジウムを開催へ
沖縄県は、2024年10月31日午前7時に「シンポジウム『国連特別報告者と考えるPFAS問題』」を開催します。
PFASとは
PFAS（パーフルオロアルキル・ポリフルオロアルキル物質）は、耐久性と耐熱性に優れた合成化学物質です。フライパンのコーティング、撥水剤、防火剤などに広く使用されています。
PFASの健康影響
しかし、PFASは土壌や水に蓄積され、人の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。免疫力の低下、がん、生殖機能への影響が懸念されています。
沖縄県におけるPFAS汚染
沖縄県は、過去にアメリカ軍基地で使用されたPFASを原因とする汚染問題に直面しています。嘉手納基地周辺では、PFASが地下水や土壌に高濃度で検出されています。
国連特別報告者
今回のシンポジウムでは、国連の有害物質及び人権に関する特別報告者であるマルコ・カルネイロ・リオス氏が基調講演を行います。リオス氏は、PFAS汚染が人権に与える影響について調査しています。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、リオス氏の基調講演に加え、次の内容が予定されています。
- PFAS汚染に関する最新情報
- 沖縄県のPFAS対策
- PFAS汚染と人権
- 住民への影響と今後の課題
開催概要
- 日時：2024年10月31日（木）午前7時〜午後1時
- 場所：沖縄コンベンションセンター（那覇市）
- 参加費：無料
- 申込方法：事前申込制（詳細は後日発表）
問い合わせ先
沖縄県環境保全課 TEL：098-924-3051
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