新潟県が野鳥監視重点区域を長岡市に指定
2024年10月31日午前6時、新潟県は『長岡市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年10月21日指定）』を指定しました。
この重点区域の指定は、国内で深刻な被害をもたらしている鳥インフルエンザの拡大を防ぐためです。長岡市とその周辺地域には多くの野鳥の生息地があり、鳥インフルエンザのウイルスが野鳥から家禽に感染するリスクが高いため、指定されました。
重点区域
指定された重点区域は次のエリアです。
- 区域: 長岡市全域、新潟市西蒲区、三条市南部、見附市南部、燕市南部
- 期間: 令和6年10月21日～令和7年3月31日
重点区域での対応
重点区域内では、以下のような対応が行われます。
- 野鳥の監視強化: 野鳥の死亡や異常がないか、定期的に監視を行います。
- 家禽の安全確保: 養鶏場や畜産農家に対して、家禽の隔離や消毒などの防疫対策の徹底指導を行います。
- 養鶏場の立ち入り検査: 養鶏場に野鳥の侵入がないか、立ち入り検査を実施します。
新潟県では、重点区域内の住民に対し、野鳥の死骸を見つけたら決して触れずに保健所に通報するよう呼びかけています。また、家禽を飼育している方に対しても、防疫対策を徹底するよう求めています。
野鳥インフルエンザについて
野鳥インフルエンザは、野鳥に感染するウイルス性の病気です。鳥インフルエンザウイルスにはさまざまな種類があり、一部の種類は家禽にも感染します。
家禽に感染すると、高病原性鳥インフルエンザウイルスであれば、鶏の死亡率が高くなるなど深刻な被害をもたらします。また、ウイルスは卵や肉を介して人間にも感染する可能性があります。
関連情報
- 新潟県鳥インフルエンザ情報：https://www.pref.niigata.lg.jp/annai/381954.html
- 農林水産省鳥インフルエンザ情報：https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori_influ/index.html
長岡市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年10月21日指定）
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