徳島県の定点把握疾患が引き続き減少傾向
徳島県は2024年10月31日、最新の『定点把握疾患の報告数推移』を発表しました。定点把握疾患とは、感染症予防法に基づき医師が報告を義務付けられている感染症のことです。
主な疾患の状況
報告によると、2023年10月31日までの直近1年間で報告された定点把握疾患の数は、前年同期と比較して減少しています。主な疾患別の状況は以下の通りです。
- インフルエンザ: なし
- ノロウイルス: 1,234件（前年同期比: -57.4%）
- ロタウイルス: 1,025件（前年同期比: -43.2%）
- 腸管出血性大腸菌（O157など）: 102件（前年同期比: -22.5%）
- サルモネラ: 61件（前年同期比: -35.0%）
- カンピロバクター: 39件（前年同期比: -26.3%）
要因と対策
徳島県では、定点把握疾患の減少傾向について、次のような要因を挙げています。
- 手洗い、マスク着用などの感染症対策の徹底
- ワクチンの普及
- 食中毒防止対策の強化
徳島県は引き続き、感染症の流行状況を監視し、必要な対策を講じていくとしています。
関連情報
- 徳島県感染症情報: www.pref.tokushima.lg.jp/docs/2023091500009/
- 定点把握疾患とは: www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00040.html
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