山形県の人口と世帯数、減少傾向が継続
山形県は、2024年10月31日、令和6年10月1日現在の「山形県の人口と世帯数（推計）」を発表しました。
減少傾向が続く人口
推計によると、山形県の人口は76万9,272人で、前年（令和5年10月1日時点）から2,676人（0.35％）減少しました。減少は12年連続で、40万人を下回ったのは2022年以来2年ぶりです。
高齢化率の進行
減少要因として、出生率の低下と死亡率の上昇が挙げられます。少子高齢化が進む中、高齢化率は27.7％となり、全国平均（29.1％）を下回ったものの、県内では上昇傾向が続いています。
世帯数の減少も継続
世帯数も前年比1,611世帯（0.23％）減少し、33万6,411世帯となりました。単身世帯の増加と高齢者単身世帯の増加が、世帯数の減少傾向の一因となっています。
出生率と死亡率
出生率：1.47人（全国平均：1.33人） 死亡率：10.7人（全国平均：9.6人）
今後の動向
山形県では、少子高齢化対策として、子育て支援策やシニアの活躍促進策などを推進しています。しかし、人口減少傾向が続くと、社会保障制度の持続可能性や地域社会の活力の低下など、さまざまな課題が懸念されます。
県では、人口減少の歯止めと県民生活の向上に向けた取組みを今後も継続していくとしています。
山形県の人口と世帯数（推計）（令和6年10月1日現在）について
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