鞍馬火祭り、京都市消防局が激励巡視を実施
2024年10月31日午前6時、京都市消防局は、鞍馬寺で行われる伝統行事である鞍馬火祭りに向けた激励巡視を実施しました。
鞍馬火祭りとは、毎年10月31日に行われる、1000年以上の歴史を持つ神事です。祭りのクライマックスでは、約500本の松明を手にした修験者たちが鞍馬山を駆け下り、火の粉を浴びながら「お松明」を奉納します。
激励巡視には、京都市消防局の山岳救助隊を含む22名の消防隊員が参加しました。隊員たちは鞍馬山周辺を巡視し、火祭りの安全確保を確認しました。
巡視では、松明の点火場所の安全確認や、登山道や周辺道路の混雑状況の把握が行われました。また、隊員たちは修験者や観光客に火災予防や安全確保を呼びかけました。
山岳救助隊は、鞍馬山での山岳遭難や救助活動にも備えました。急斜面での救助技術や、暗闇での捜索能力を確認しました。
今回の激励巡視により、鞍馬火祭りの安全確保体制が整いました。消防隊員たちは、祭りの円滑な開催と、参加者や観光客の安全を守ります。
鞍馬火祭りは、京都市の貴重な伝統行事であり、毎年多くの観光客が訪れています。消防局は、この祭りが安全かつ盛大に開催されるよう、今後も支援を続けます。
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