マツダ、未来を憂う高校生たちがマツダに問う。本当に環境に良いクルマって？

マツダが「若者の環境への懸念」に対応

2024年10月31日5時00分に、自動車メーカーのマツダは「未来を憂う高校生たちがマツダに問う。本当に環境に良いクルマって？」と題した動画を公開しました。

背景

近年、環境の変化が顕著になり、特に若い世代の間で環境に対する懸念が高まっています。マツダは、この懸念に応えるために、全国の高校生と対話を重ねてきました。

動画の概要

公開された動画では、熊本県立湧心館高等学校の生徒たちが、マツダの役員に環境に良い自動車について率直な質問をぶつけています。生徒たちは、電気自動車（EV）の普及、化石燃料への依存、自動車の生産・廃棄プロセスにおける廃棄物削減などについて、疑問を投げかけました。

マツダの回答

マツダの役員は、次のような回答を行いました。

EVへの取り組みに関して:
- マツダはEVの開発を進めており、2030年までにすべてのモデルを電動化する予定です。
- しかし、EVはすべての地域や用途に適しているわけではなく、当面はハイブリッドやクリーンディーゼルなどの多様なパワートレインを提供します。
化石燃料への依存に関して:
- マツダは、化石燃料への依存を減らすための技術の開発に取り組んでいます。
- 効率的な内燃機関、バイオ燃料、合成燃料を研究しています。
廃棄物削減に関して:
- マツダは、サプライチェーン全体で廃棄物を削減する方法を模索しています。
- リサイクル素材の使用と廃棄物の削減を促進しています。