宮城県、川崎町採取の野生きのこ出荷自粛を要請
2024年10月30日午前8時
宮城県は、川崎町で採取された野生きのこについて、出荷の自粛を呼びかけました。
経緯
10月29日、川崎町内で採取された野生きのこを食べた人が体調不良を訴える事例が発生しました。県による調査の結果、キノコには毒性があることが判明しました。
毒性
採取されたキノコは「オオシロカラカサタケ」という猛毒のキノコです。このキノコには、嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こす毒素が含まれています。場合によっては、臓器不全や死亡に至る可能性があります。
出荷自粛の要請
県は、川崎町で採取された野生きのこが市場に出回らないように、出荷業者や小売業者に出荷自粛を要請しました。また、県内のスーパーや市場でも、同町産キノコの販売を停止しています。
購入済みの方へ
もしも川崎町で採取された野生きのこを購入している場合は、食べずに廃棄してください。また、触ったり匂いを嗅いだりするだけでも中毒症状が出る可能性がありますので、十分に注意してください。
体調不良の際は
食べた後に体調不良を感じた場合は、すぐに最寄りの医療機関を受診してください。
関連情報
- 宮城県ホームページ「「川崎町で採取された野生きのこ」の出荷自粛要請について」
- www.pref.miyagi.jp/soshiki/kenkoufukushibu/health/poisoning/20241030-1.html
- 厚生労働省ホームページ「猛毒キノコによる食中毒に注意しましょう！」
- www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077906.html
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